5年ぶりの海外(2023.11.17)

 コロナが収束して、久しぶりに海外旅行に行ってきた。
 その話というよりも、旅行で気づいた変化について書いてみたい。

 出国はお昼ごろなので、当日の移動は時間的にきつい、富山地鉄か新幹線に遅れがあるとすべてが無駄になる。そう考えて、前夜に成田で一泊。真面目に午後5時まで仕事をしてからの移動です。ホテルについたのは深夜でした。その理由は、富山駅で新幹線を待つ間に携帯電話と印刷したホテルと航空券の控えを忘れてしまったこと。ここで2時間の遅れ。東京駅で空港行のバスに乗ろうとしたところ、午後7時半が最終で、すでに出た後。またJRに戻って成田まで快速電車、その先タクシー。なんとかホテルに着いたところ、フロントにいたのは日本語が上手な外国人スタッフ。その前に発券機があり、自分の名前を入力してクレカを挿入すると領収証と入室用カードキーが出てくる仕組みでした。
 帰国したのはお昼前で、この時間ならば東京駅行きのバスがあるだろうと乗り場へ移動。ちょうどバスがあったので乗ろうとすると、空港内で乗車券を買ってくださいと注意された。以前はバスを降りるときに現金を出してたのに。しかも料金は1,300円と300円上がってました。その声掛けをしてくれた方が外国人でしたし、乗車券購入の受付も外国人の方。みなさん難解な日本語を勉強してちゃんとお仕事されてました。介護や建設以外にも働く外国人の方がたくさんいるというのがよく分かった旅でした。





 敗戦記念日に考える(2023.8.15)

 今日は8月15日、78年前に日本がポツダム宣言を受け入れて敗北を宣言した日ですね。ただし、敗戦の日なのに「終戦」の日というのはどうでしょうか。負けは負け、それをただの「終わり」と考えては、どうして負けてしまったのか、負ける戦をなぜはじめたのか、その責任は誰に、どこにあったのかというところがうやむやにされてしまいます。
 他の月とは違って、毎年8月は戦争についての報道がふえるのですが、決まって考え込んでしまうのは政府の無責任さ。空襲や動員で国民に苦しい思いをさせたのにその補償が全くない、赤紙で無理やり招集しておいて遠い戦地で倒れた兵士の遺骸は回収されることなくそのまま放置されたまま。米軍は必ず遺骨を収集して遺族のもとにとどけ続けているという報道を見て、この国の政府とは大違い、どうしてこうも違うのだろうと考えてしまう。
 高度成長のころの公害被害者や福島原発事故での避難者のように、何の落ち度もないのに政府の無為無策のために、人生を破壊されてしまった人たちはまったく補償がないか、あったとしても雀の涙。ひとりの納税者として、もっというべきは言わなければ、と毎年思う今日の敗戦の日でした。





 元官僚の古賀氏の講演に参加して(2023.8.11)


 富山市内のグランテラスであった、政治経済アナリストの古賀茂明氏の講演に参加した。演題の『原発固執で滅びる日本』は、私の思いそのままである。定員60名の狭い会場のためか、はやめに到着して正解だった。講演内容に特に違和感はなかったが、ただひとつ「日本は3年以内に財政破綻する(と知り合いの官僚が言っている)」という話は、どうだろう。財政破綻を20年以上前から唱えている評論家は少なくないが、実のところ破綻はしていない。むしろプライマリーバランスにこだわり過ぎて、不況からなかなか抜け出せない、という意見のほうに私は同調したい。そこのところだけがちょっと残念な内容だった。それでも、原発についてはあの手この手で生き残り策が練られ、世論も福島の現実から目をそらしつつあるなかで、不要で危険極まる原発は即時全廃しかない!と考える次第です。





 『税を考える週間』 (2019.11.4)

 本日、改装後のファボーレにて『税を考える週間』のイベントが行われました。
 今年の税理士会富山支部の役員改選で、広報部員となり、初の対外イベントに参加しました。税理士登録から5年目で、順繰りではありますが支部の役員になったというわけです。広報部は会報の編集作業が主な仕事になりますが、対外的なイベントの準備や運営も仕事になっています。正直なところ、普段ショッピングセンターに行くことはあまりないのですが、今日のファボーレ(富山市婦中町)や先月寄り道した高岡イオンなどは、どちらも改装直後ということもあり、車を停めるまでにもかなり時間がかかってしまうほどの混雑でビックリしました。中心市街地から買い物客がいなくなるのも致し方ないと思われるほどの盛況でした。
 さて、本日のイベントは手品ショーあり、イータックスのマスコット人形の着ぐるみあり、税理士会富山支部の無料税務相談ありという内容で、午前10時から3時まで行われました。





 なぜ格差は生まれるのか? (2018.9.15)

 格差社会といわれて久しいです。
 ちょうど『リーマンショックから10年』ということで、テレビなどでは特集が組まれています。もう、あれから10年なんですね、早い。
 アメリカ合衆国と日本における格差の問題は、アメリカのほうが極端でしょう。日本ではかつて「1億総中流社会」とも呼ばれていた時期がありましたし、何となく中流という意識は、当時の多くの人たちの実感だったのだと思います。しかし昨今は、そうではなくなってしまいました。社会全体にゆとりがないというか、ハンドルでいう「あそび」の部分が随分小さくなった気がします。
 いったいいつごろからでしょうか?私は小泉政権時代の頃からではないかと思います。
その要因は二つ。一つは、派遣労働が合法になったこと。派遣というのは、かつての口入業で、労賃をピンハネするということで、違法だったと思います。経済界の強い要請だったのでしょうが、要は人間をトヨタのカンバン方式に当てはめたわけで、「必要なときに必要なだけ使う」ことが違法でなくなりました。結果、派遣労働者は低賃金で固定され、景気の調整弁として簡単にカットできるようになりました。そのせいで結婚や子育てが難しくなり、少子化にも悪影響です。こんなことは、成熟した社会がやるべきことではありません。
 もう一つは、消費税の創設や所得税における老年者控除の廃止、公的年金等控除額の縮小など高齢者・低所得者層への増税と、それと対照的な法人税率の縮小や金融所得税制の緩和など、企業・富裕層に対する減税です。これで、所得階層が極端に2分化され、固定化される事態となってしまったのだと思います。
 こういったことのツケが、生活弱者のホームレス化、育児放棄、通り魔事件という形になって現れてくるのではないかと思います。
 ということは、派遣労働を禁止して、税制もバブル時代の少し前に戻せば、格差も薄まり、財政問題もたちどころに解決!に向かうのではないでしょうか?少なくとも、今よりもマシな社会に近づくと思うのですが。





 障害者の水増し雇用 (2018.8.29)

 ここのところ、障害者を積極的に雇用してきたと思われていた官庁が、雇用者数をごまかしていたとかでニュースになってます。そして全官庁の中でも国税庁がワースト1との事。今年は、財務省天下りの佐川前国税庁長官(国会でウソの答弁をした人)の件もあったし、国税庁は災難続きですね。
 でもこれでは、まじめに取り組んできた民間企業や罰則をとられた会社は、どこに怒りをぶつけていいのか分からないでしょう、ヒドい話だと思います。
 で、私の関心は、障害者ではないのに障害者としてカウントされていた3000人以上の方は、「障害者控除」の対象に含まれていたのでしょうか?という点です。
 おそらく年末調整の過程で「障害者控除」がついていたと思われます。みなさん仕事ができるわけなので、一般の27万円控除ではないかと思うのですが、障害者手帳がない「糖尿病」の方や「自己申告」の方などは、「障害者控除」適用外なので、過去5年間遡って年末調整のやり直しをやるんでしょうか?5年より以前のものは時効でしょうか?やり直しの分は当然住民税も追徴?特に国税庁で障害者にカウントされてた方は、どうなるんでしょうか?
 純粋に学問的興味からのお話ですが、国会議員のどなたか、調べてもらえませんかね?





 訪問の合間に (2018.4.11)

 現在の顧問先は小松から黒部の間に約70件。訪問は原則3月ごとにさせていただいております。
 理由は、毎月は不可能であること、3月を越えると疎遠になること、報酬との兼ね合いでちょうどいい間隔であること、などです。顧問先の方には、不慣れな職員が行くよりは税理士本人が赴いたほうが喜ばれますし、税務上のご質問や経営上の問題点、果ては愚痴など、よろず相談に対応しております。効率の問題なのですが、1日で数件まわるようにしています。この先私一人でまわれるのは百件ほどまでではないかと思っていますが、どこまでできるかはやってみないと分かりません。まだ、もう少しはやれそうな気がします。
 そんな外回り=訪問日に天気が良かったりすると、時間調整をかねてちょっと寄り道もします。写真は富山市の呉羽山山頂から立山を眺めたものです。近くにいても、意外と行っていない場所は多いもの。暖かくなってきたことですし、ときどき休憩がてらに寄り道するのが楽しみです。





 丸の内でお仕事 (2018.2.15)

 富山市丸の内で一昨日と今日の二日、仕事でした。税務署が入ってる富山の合同庁舎ですが、4階に入るのは初めてでした。東に富山城があり眺めはまあまあですが、あいにくの天候で立山連峰は見えずじまいでした。
 例年この時期は、税務支援ということであちこちの会場でお手伝い仕事があるのですが、今年はこの富山税務署4階のほかに、県民会館と富山商工会議所での応援業務となりました。自分の仕事もしながらなので、かなりハードですが、申告時期が変わらない限り、これからもこのスケジュールは変わらないので、インフルエンザにかからないように気をつけながら、ひとつひとつ仕事を進めていくのみです。確定申告が終われば、もうすぐ春です。





 岡田准一が飲んだ店 (2017.7.10)

 「この前、ウチの店に岡田准一が飲みに来てたんですよ。」と、居酒屋『結粋』のマスターが厨房から持って来てくれたのが、7月7日発売の雑誌フライデー。この雑誌、まだあったんだと思いつつ、ページをめくると確かにこの店を出た岡田准一らしき人物がフォーカスじゃなかった、フライデーされてる写真が載ってます。
 聞けば、いま富山で撮影されてる映画の監督さんがしょっちゅう飲みに来ていて、この晩は奥の座敷を貸切にして、数人の俳優さんを交えて歓談されてたそうです。こういう写真を撮る人はパパラッチというんでしょうか、わざわざ富山まで追いかけて来て、じっと張り込んでいたんでしょうかね?お疲れ様でした。
 さて、店内はカウンター6席に、奥の座敷は30人ほど入れるスペースがあるのですが、ネタは新鮮で料金設定も良心的なので、オススメです。ただ、この前までは、虫の混入事件で安く流通していた獺祭が、ここんとこまた手に入らなくなったとかで、日本酒好きの私には、ちょっと残念な話です。(場所は富山市今木町、マンテンホテルの南側一方通行の道を50m程進んだところ)





 写真変更 (2017.5.12)

 今度、新たにHPを作ることになり、HP用の写真を作りました。以前のものは、撮ってから日が経っていた為、早く取り直さなくてはと思いながらも、時間ばかりがたっておりました(反省・・)。やはり、プロの作る写真は違いますね、3割り増しくらいで、よく撮れていると思います。時間にして30分ほどでしたが、写真を撮ったあとに、デジタルデータを専用ソフトで加工していくさまは、だんだん自分の実像から遠ざかっていくような、ややこそばゆい感覚でした。どこうがどう変わったのかは、実物と比較してみてください。私は、「髪の毛をボリュームアップしてください。」と具体的にリクエストしたのですが、それは通りませんでした。
 写真といえば、私は高校と大学で写真部におりました。当時は、フィルムを詰めたり、現像したり、引き伸ばし機で大きな写真を焼いたりと、結構面倒だったのを思えています。大学のときに先輩からもらった引き伸ばし機が実家の納屋に放置してあったのですが、もう十年以上前に燃えないごみの日に出してしまいました。本当に、もう使わなくなってしまっていましたから。今は写真を撮っても現像やら焼き増しやらしなくていいし、お金をかけずに何枚でも取れる時代ですね、ちょっと年寄りになったような気持ちです。




 今年のCIC会場 (2017.2.20)

 今年も恒例の確定申告の季節がやってきました。
 当然、税理士(特に登録して間もない私のような新人)は各地の申告会場で応援に入るわけですが、インフォメーションにもあるとおり、今年は19日のCIC会場にはじまり、大山商工会で3回、富山商工会議所で1回の、合計5回の応援派遣です。日当はいただけるのですが、自分の仕事もあり、繁忙を極めます。特に、今年は一人暮らしの父が1月に入院、今月に入ってからの急変により亡くなってしまい、喪主となった私はてんてこ舞いでした。
 さらに先週は、法人2件、個人2件の新規契約がありまして、感傷に浸るまもなく仕事に熱中できたことは不幸中の幸いだったように思えます。3年前の合格まで、受験勉強をしながらのアルバイト生活に比べれば、忙しいながらも充実した日々を送れていることに、まずは感謝です。




 地元で租税教室 (2016.12.20)

 今年の租税教室の担当は、7月に呉羽中学校、12月に新庄北小学校、来年1月に藤ノ木小学校です。
 呉羽中学校は、かつて3年勤務した富山大原簿記学校のすぐ近くですが、入るのは初めて。行ってみてびっくりでしたが、富山大学時代の同級生が教頭先生になってました。後日、一杯やって、近況を語り合いました。
 今回の新庄北小学校は、統合が相次ぐ中ではちょっと異例ですが、6年前に新庄小学校から分離してできた新設小学校です。私の地元校下ということもあり、校長先生や教頭先生のお顔が分かる学校でした。午前中の授業で約40分、税理士という仕事の紹介から始まって、税金と暮らし、税の歴史と仕組みなどを、自分なりに組み立ててお話しました。幸い反応もよく、質問も活発で、あっという間に終わってしまいました。充実。
 次の藤ノ木小学校は昨年に引き続いて2度目の担当です。実は、新庄北小学校より藤ノ木小学校のほうが近く、自宅から車で5分程度。これまでの授業の経験をもとに、毎回少しずつ内容を変えて取り組んでいるのですが、終わった後はいつも反省点が出てきます。あれが抜けたとか、ここが間延びしたとか・・・。
 人前で話すのは嫌いではありませんが、聞いてもらえる対象が小学生や中学生だと、授業の進度や生徒の雰囲気を事前にお聞きして、対策を練るようにしています。最近の結びは、安田・浅野・大谷といった郷土の偉人の伝記を読みましょうというもの。そして、大きくなったら起業家になって、篤志家になってくださいね!というものです。反対に「納税は国民の義務」だとか、「国の累積債務が何兆円」という話は、しないようにしております。




 酒税法改正について (2016.12.9)

 最近の報道でご存知の方も多いと思いますが、酒税法が改正になるようですね。
 具体的には、ビールや日本酒は安く、発泡酒やワインが高くなるというもの。方向性としては、賛成です。
 酒税に限らず、税法は複雑怪奇です。長い長い歴史の中で少しずつ、少しずつですが、その時の状況に応じて法律は変わります。それが長い時間がたったあとで見てみると、当初の想定からは、相当はみ出してしまった姿かたちになってしまっている、というのは、特に法律の世界では多いのではないでしょうか?
 ビールの本場ドイツでは、ビールの製造方法は法律で厳しく決められているそうですね。そんな本場の方々から見れば、いわゆる第3のビール=発泡酒は、とんでもないものに見えるのではないでしょうか?まさに「ビールもどき」、あるいは「ニセビール」。これは、ビールの原材料比率によって税額が異なっていたために、結果として起こってしまった珍事だと思います。ビールの原料は、麦芽とホップです。これにでんぷんや大豆を混ぜて作ったものが、発泡酒。発泡酒は酒類としては「雑酒」、つまりその他の雑多なアルコールです。本来は、こういったまがいものには高めの酒税を課すべきところ、正式なビールよりも安い税率を設定したために、「発泡酒」が「ビール」を押しのけるほどに人気者になってしまいました。中には、発泡酒を庶民の味方と捉える方もいらっしゃるようですが、私は違うと思います。安い=庶民の味方ということであれば、ビールの税率を低めに、発泡酒の税率を高くして、結果としてビールのほうが安く買える!という状況にすべきだと思います。じゃないと、悪酒が良酒を駆逐してしまうことになります。
 まったく同じことが、日本酒にも言えます。混ぜ物のない、本当においしい純米酒などの日本酒は税率を押さえるべきで、醸造用アルコールなどの混ぜ物の多い「○山」とかは、もっと高くなるように政策的に工夫すべきだと思います。




 園児とサツマイモの苗植え (2016.4.25)

 この春から地元校下の自治振興会の役員になりました。要は昼間に時間の都合がつくということでご指名いただいたようなものですが、私も「営業活動可」を認めていただいたので、二つ返事で引き受けました。そこで、今日は近くの保育園のサツマイモの苗を植える手伝いに行ってきました。なぜかというと、校下の行事の時には、保育園の駐車場を借りるので、ということだそうです。行ってこいの関係ということでしょうか。場所は常願寺川の堤防のすぐ近くで、自宅からも近く、楽しかったです。
 これまでも、町内会の役員や、校下の見廻りパトロールには参加してきましたが、意外にツテが広がるものです。
 たとえば、私が住んでいる町内は富山地方鉄道で富山駅から10分、乗降客は電鉄富山駅についで第二位の「荏原」にありますが、戦前までは田んぼだった場所も今では住宅地となり、銀行やコンビニ、美容院、居酒屋など結構そろっています。また、信用金庫・地方銀行勤務者は現役・OBでだいたいすべて網羅できるほどです。新年会やお祭りのときなど、何気なく商売っぽい話もできてしまうところが、とても魅力的です。もちろん、一杯やりながら。





 確定申告を終わって (2016.3.26)

 先週15日、無事確定申告期を終えることができました。一応の目標として開業一年以内に「顧客30件」を設定して参りましたが、おかげさまで目標を達成することができました。内訳は、白色申告の方が1件、青色申告の方が19件、一回限りの譲渡所得の申告の方が1件、一回限りの一時所得の方が1件、贈与税の申告が2件、個人の消費税申告が7件です。これ以外に、法人の関与が8社あります。また、年末より継続中の相続案件が1件といったところです。
 この1年は、開業キャンペーン特別価格として個人月額1万円、法人月額2万円(税別・年調込)の報酬設定で、どなたからも「安い」と言っていただき好評をいただきました、ありがとうございました。なおキャンペーン終了に伴い、来月より個人月額2万円、法人月額3万円(税別・年調及び消費税申告込)に変更することといたしました。なお、既にご契約をいただいているお客様につきましては、報酬額は据え置かせていただきます。




 タウン誌に広告! (2015.11.25)

 地元の情報誌「富山情報」に、広告を載せました。全3回企画の第1弾目です。水曜日の今日から市内各所に配布されているはずですが、なぜか昨夜問い合わせが一件ありました。はやく配布されているところもあるんですね、きっと。
 このあとは、来月と1月の月末に掲載予定です。時節柄、所得税の確定申告をテーマにしています。最近は、ご自身で入力されている方も多いようなので、次回はクラウド会計ソフトの利用者向けの内容にしようと考えています。会計ソフト「フリー」または、「クルー」利用者の方には、決算・申告書作成のセット料金で5万円(税別)です、という感じでしょうか・・・・・(考え中です)。







 税務署主催の「記帳講習会」 (2015.11.12)

 今日は、富山市舟橋の教育文化会館で富山税務署主催の「記帳講習会」。主に、今年新しく事業を始めた方向けの、いわば初級講座。私は講師として午前と午後の二回でそれぞれ約1時間、青色申告をお勧めするという話をしました。税務署のお手伝いのようなお仕事ですが、実際、青色申告のほうが白色申告よりも何かと有利なわけでして、お勧めすること自体に問題はありません。
黒板(ホワイトボード)の前に立つのは、大原簿記学校以来の16年ぶりでしたが、先生役は楽しかったです。
 秋晴れのいい一日でしたが、日中の最高気温は15度ほどと、やや肌寒い一日でした。






 きちゃった・・・年末調整関係書類 (2015.11.6)

 今日、「年末調整関係書類」が送られてきました。ここ数日は穏やかな小春日和ですが、これが来ると、あぁ、今年も冬が来る、と実感します。社長一人だけの法人でも、なかなかボリュームがあります。いずれは、電子申告のように、書類一式が送られてくる日もなくなるのでしょうが、今しばらくは、こういう状態が続くんでしょうね。今年からは、関与先分もあるので、一苦労だと思います。給与明細や住所録など、早めに準備しないとと思いつつ、こう天気がいいと、公園で枯葉を踏みしめながら散歩もしてみたい、と思う次第です。






 租税教室初回 富山市立小見小学校 (2015.9.30)

 昨日、小見小学校へ租税教室の講師として行ってきました。
 租税教室とは、税理士が地域の学校などを訪問して、租税の仕組みや税理士の仕事を紹介するというものです。8月に担当する学校を選ぶ機会があったのですが、私は自宅から一番近い藤ノ木小学校と小見小学校を選ばせていただきました。
 小見(旧上新川郡大山町、現富山市)というのは、父が戦後まもなくの頃疎開していたところです。富山空襲にあうまでは、富山駅前の桜町に実家があり、父は総曲輪小学校(現在統合により廃校)卒業ですが、中学校は小見小学校の隣にあった立山中学(現在廃校)の出身です。そういった経緯を校長先生にお話していたら、校長先生の亡くなられた叔父さんが富山で税理士をされていたとの事で、大変親切に対応していただきました。
 肝心の授業のほうですが、5年生と6年生が各4人ずつの合計8人を前に、45分間お話させていただきました。8人とも姿勢がよく、受け答えもはきはきしていて、小規模校のよさを実感しました。
 話がそれますが、帰り道、すぐそばに「サンダーバード」という名前の、地域では有名なコンビニがあります。その脇に「地元産マツタケ」というのぼりとともに、採れたてのマツタケが売られていましたが、走っている車の窓から、あのマツタケのいい香りが流れ込んで来てビックリしました。通り過ぎただけで値札が見えなかったのが残念ですが、はたしてあのあたりにマツタケ林はあっただろうか、と。